雨降る夜と私

#48
2022.9.3

窓の外から雨の降る夜を眺めています。これほどに趣のある過ごし方はなかなかありません。出先で降る雨に濡れるのはとても嫌なのに、なぜ、家の中から眺めている分には心地が良いのでしょう。この天候で出かけなくてはならないなら話は別であります。屋内にいることの優越感でしょうか。

雨の音と匂いは味わい深いものです。どんな天気よりも心を落ち着かせてくれます。生ぬるい風がなんとも言えない雰囲気を演出しています。まるで心が洗われるようです。

ずっとPCの画面を見ていては、心が休まりませんから、こうして外の空気を吸うことも大切なことでしょう。現に、今日もブログを更新しようと思い込んでいるよりも、こうして外の風景を眺めている方が、すらすらと言葉が出てくるのです。情報を浴びすぎていると、考えることができなくなってしまいます。景色を眺めていることで浮かぶアイディアというのも沢山あるはずです。

私が小さい頃は、空を見上げたり、外の風景を眺めるということを頻繁にしていたはずです。ですが大人になるにつれ、あまりそういうことをしなくなってしまいました。でもそれは非常に勿体無いことではいないでしょうか?