東京旅行記 − 2022夏

#37
2022.8.17

8月11日から13日にかけて、私は東京旅行に行ってきました。今回の旅はとても印象的で、かつ私を鼓舞するようなものになりました。その時の記録を、かいつまんで書き記しておこうと思います。

RTA in Japan Summer 2022

今回の旅行の主目的は、このRTA in Japan Summer 2022をオフラインで観戦することでした。2019年末のRiJ2019の現地の盛り上がりを見てからというものの、ずっと現地で観戦したいという思いがありました。新型コロナによりオンライン開催が続いていたのですが、今回はついに現地開催となりました。入場は事前応募制だったのですが、幸いにも1日目の入場に当選しました。

12時前に会場に着き、21時頃までずっと会場にいたのですが、どのゲームも見応えがありました。中でも面白かったのが、最速イライラ王決定戦でした。本番でのハプニングや緊張感がとても良い味を出していると感じました。画面越しでは伝わらない、場の一体感を味わうことができたと思います。

私がいつも見ている配信者である、ふじくらさんにお会いできたことも、私にとってはかけがえのない思い出となりました。

秋葉原

12日と13日に秋葉原を訪れました。秋葉原を訪れるのは今回で2回目でした。

午前中はヨドバシを見て回っていたのですが、それだけであっという間に正午になってしまいました。その後は電気街のお店を見て回りました。前回訪れたのは約半年前なのですが、それでも街のさまざまな部分が変化していました。大きな変化は、SEGAが軒並みGiGOになっていたことです。

また前回来た時には、秋葉原駅の周辺しか見ていなかったので、今回は芳林公園や万世橋の辺りにまで足を伸ばしました。それでも、まだまだ秋葉原を見きれていないとも感じます。

神田明神

秋葉原を散策していると、神田明神納涼祭りなるイベントの存在を知りました。当初は行く予定は全く無かったのですが、ホテルに向かう前に、せっかくなので行ってみようと思い立ちました。神田明神は秋葉原電気街からそれほど遠くなく、徒歩で行ける距離でした。

8月12日は台風の影響か、少し雨がぱらついていたりもしたのですが、それでも多くの人で賑わっていました。盆踊りの会場はもちろんですが、境内のあらゆる通りが人で溢れていました。ここまでの人混みを体感したのは初めてかもしれません。

そもそも、私は盆踊りのようなイベントに久しく行っていませんでした。コロナもあり、不特定多数が集まって盛り上がれるイベントに参加する機会が無かったのです。忘れ去ってしまっていた夏の風物詩を再確認できる良い機会となり、また、場を盛り上げようとする人々の団結、そして気概を見せつけられました。

コロナで密集することが忌避される時代ではありますが、コロナが落ち着いた未来には、私たちが忘れてしまった楽しみが待ち受けているのだろうと思います。そう考えると、このコロナ禍を頑張って生き抜こうという気持ちになりました。

今回の旅で、私は様々な刺激を受けることができました。旅の中で、私がどうなりたいのか、そしてどこへ行きたいのかが見えてきたように思えます。東京は、私が今まで見たことのないような景色で溢れているのだということを再確認させられました。そして同時に、もっとこの景色を見てみたいとも思いました。そんな具体的な目標を、見定めることができたと思います。