Dockerのボリュームをtarにアーカイブする

ボリュームの中身をマウントし、中身をtarで固めて保存するコマンドの例

ボリューム名はdocker volume lsで確認する

tar.gzにアーカイブする場合

• バックアップ

  # docker run --rm \
    -v <アーカイブするボリューム名>:/source \
    -v $(pwd):/backup \
    alpine \
    tar czvf /backup/backup_$(date +%Y%m%d_%H%M%S).tar.gz -C /source .

  • カレントディレクトリにbackup_<タイムスタンプ>.tar.gzとして作成される

• 復元

  # docker run --rm \
    -v <復元先ボリューム名>:/dest \
    -v $(pwd):/backup \
    alpine \
    sh -c "find /dest -mindepth 1 -delete && tar xzvf /backup/<バックアップファイル名>.tar.gz -C /dest"

  • ボリュームの中を空にしたのち、アーカイブを展開

tar.zstにアーカイブする場合

• alpineにはデフォルトではzstdが入っていないため、fedoraなどのイメージを使う方が楽

• バックアップ

  # docker run --rm \
    -v <アーカイブするボリューム名>:/source \
    -v $(pwd):/backup \
    fedora \
    tar cvf --zstd /backup/backup_$(date +%Y%m%d_%H%M%S).tar.zst -C /source .

• 復元

  # docker run --rm \
    -v <復元先ボリューム名>:/dest \
    -v $(pwd):/backup \
    fedora \
    sh -c "find /dest -mindepth 1 -delete && tar xvf --zstd /backup/<バックアップファイル名>.tar.zst -C /dest"