古いmacOS(10.13〜11)のインストールメディアを作ろうとしたら、"... does not appear to be a valid OS installer application."と言われる問題
macOS High Sierra(10.13)〜Big Sur(11)のインストールメディアを作ろうとしたのですが、次のようなメッセージが表示されて作成することができませんでした。使用しているマシンはMacBook Pro(Late 2013)、OSはMavericks(10.9.5)です。
$ sudo /Applications/Install\ macOS\ High\ Sierra.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/Untitled
Password:
/Applications/Install macOS High Sierra.app does not appear to be a valid OS installer application.
まず、これのメッセージを日本語に翻訳しますと、
/Applications/Install macOS High Sierra.appは、有効なOSインス トーラアプリケーションではないようです。
となります。
このメッセージが表示される原因として考えられるのは、インストーラがオンラインインストーラ——すなわち、インストールプロセスの途中で、必要なデータがダウンロードされるインストーラ——であることです。これは、インストーラの容量を見れば明らかです。

普通ならGB単位であるはずのインストーラの容量が、たった23MBしかなく、これはつまり、ダウンロードしたインストーラがオンラインインストーラであることを意味します。
では、なぜ完全なオフラインインストーラではなく、不完全なオンラインインストーラがダウンロードされてしまうのでしょうか。先に述べておきますと、私はMac App Storeの専門家というわけではないので、この原因の理由を知っているわけではありません。
しかし、色々試した結果、次のことがわかりました。
Mavericks(10.9.5)からは、High Sierra(10.13)からBig Sur(11)のどのバージョンの完全なインストーラをダウンロードできない。
Sierra(10.12.6)からは、High Sierra(10.13)及びMojave(10.14)の完全なインストーラをダウンロードできる。Catalina(10.15)とBig Sur(11)はできない。
Mojave(10.14.6)からは、Catalina(10.15)とBig Sur(11)の完全なインストーラをダウンロードできる。
なので概ね、対象バージョンの1、2個前のバージョンからは完全なインストーラをダウンロードすることができるようです。
なお、Sierra(10.12)以前のインストーラはApple公式の「macOS をダウンロードしてインストールする方法」から直接ダウンロードすることができるので、この問題は発生しません。